佐賀県の最北部にあった町で、2005年1月1日に唐津市と東松浦郡の8市町村で合併しました。
漁業が盛んで新鮮な海産物と「呼子の朝市」で知られています。
奇岩景勝の地として古来より知られる七ツ釜の洞窟は、まるで7つのカマドを並べたような海蝕洞窟。
柱状の玄武岩が積層した断崖は、まさに自然のつくった芸術品です。
名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城です。
城の面積は約17ヘクタールにおよび、当時では大坂城に次ぐ規模を誇りました。
現在、名護屋城跡と23箇所の陣跡が国の特別史跡に指定されています。
唐津城は、豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高が、慶長7年 (1602年)から7か年の歳月を費やして同13年に完成したと言われています。
本丸、二の丸、三の丸、外曲輪に分かれており、現在の天守閣は、昭和41年に完成したもので、展示室、展望所等があり、展望所からは、松浦潟の全景が一望できます。
また、別名舞鶴城ともいわれ、観光唐津のシンボ ルとして皆様に親しまれております。
豊穣の秋祭「唐津くんち」(毎年11/2~4)で使われる曳山がずらり勢揃いしています。
多種多様な姿勢の造形美は、稀に見る優れた工芸品として、佐賀県の重要有形文化財に指定されています。